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しょうけい館 令和7年度 戦後80年 特別企画展「武良茂(水木しげる)の戦争体験」
しょうけい館(戦傷病者史料館)
今年は終戦80年となる節目の年であり、戦争体験を後世に伝えていくことは、ますます重要な課題となりつつあります。1945(昭和20)年8月15日の終戦から⾧い年月が経過した今、戦傷病者やその妻が、どのような戦争体験をしてきたのかを振り返り、考えていくことも、戦争を経験していない私たちの役割となっています。本展では、戦傷病者であり、著名な漫画家・妖怪研究者である水木しげる(本名:武良茂)氏の、戦地パプアニューギニアでの軍隊生活と受傷病、現地の人びととの交流や、代表作『総員玉砕せよ!』、『昭和史』などの作品に描かれることとなった水木氏の戦争体験について紹介します。水木氏の描いた作品や言葉を通して、氏の体験した戦争について考えてみませんか。
【開催期間】6/3(火)~10/13(月)※入場無料、休館日:毎週月曜日・7/22(火)・8/12(火)・9/16(火)、7/21(月)、8/11(月)、9/15(月)は開館
【開催時間】10:00~17:30(入館は17:00まで)
【会場】しょうけい館(戦傷病者史料館)2階 企画展示室(千代田区九段北1-11-5 グリーンオーク九段2階)
【アクセス】東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線「九段下駅」から徒歩5分
【お問い合わせ先】03-3234-7821(しょうけい館 戦傷病者史料館)
https://www.shokeikan.go.jp/exhibitions/kikaku/
ヘアカラー なぜ染める、なぜ染まる。
三軒茶屋キャロットタワー
私たちは、なぜ髪を染めるのでしょう。髪を染めるという行為は、白髪を隠すという目的から、色とりの髪色やさまざまなどり手法を用いたスタイルによって個性や自分らしさを表現するファッションツールへと進化してきました。ヘアカラーは今、見た目の美しさに加えて表現し、老若男女問わず自己や日常における変化を楽しむ重要な要素となっています。今日のようにさまざまな色彩が実現可能になった背景には、染毛剤の開発の歴史があります。 実は、染髪の基本となる化学原理は、染毛剤が誕生した時からほとんど変わっていません。美しく染まる髪の試練が、染毛剤開発の核心でした。 真っ黒に染めるのみの白髪染め、脱色だけで茶髪にする技術から、髪質や体質に合わせた選択ができる最新徐々に進んでいくまで、ヘアカラーのトレンドは染毛剤の進化と両輪で先にできたのです。本展では、「なぜ染める、なぜ染まる。」をキーワードに、髪染めの歴史や背景、髪が染まるメカニズムをわかりやすく解説し、最新の染毛技術をひも解きながら、ずっと続けていくヘアカラー文化を考察します。白髪染めから、個性や自分らしさ表現ファッションツールへと進化してきたヘアカラー。 髪が染まる4つのメカニズムを解説し、さまざまな色合いを楽しめる最新の染技術の歴史や背景をひも解きながら、長く続けていくヘアカラー文化を考察します。
【開催期間】4/29(火)~8/11(月)※入場無料、ワークショップは要事前予約・有料、月曜休み(祝日は除く)
【開催時間】9:00~21:00
【会場】生活工房ギャラリー(世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー3階)
【アクセス】東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩5分、東急世田谷線「三軒茶屋駅」からすぐ
【主催】公益財団法人せたがや文化財団生活工房
【協力】日本ヘアカラー工業会
【特別協力】ホーユーヘアカラーミュージアム
【後援】世田谷区、世田谷区教育委員会
【お問い合わせ先】03-5432-1543(公益財団法人せたがや文化財団 生活工房)
https://www.setagaya-ldc.net/program/609/
世界のくらしから展―Vernacular MUJI Items Asia編
ATELIER MUJI GINZA Gallery
無印良品はいま、日本を含む世界29の国と地域で1,300店舗以上を展開し、各地のくらしに寄り添った製品やサービスの提供を目指しています。各地の無印良品の店舗を訪れると、日本でもおなじみの製品が並んでいるなかに、国や地域ならではの製品があることに気づかれるかもしれません。無印良品は、どんな地域でも役に立つ普遍的な製品、使う人の工夫によってさまざまな使い方ができるような、「使う人の創造性にゆだねる」ものづくりを大切にしています。同時に、それぞれの国や地域の人々と対話を重ね、その土地ならではの素材や使い方、そして食文化を生かした製品も生み出しています。これらは、各地域の風土や文化、ライフスタイルを大切にしながら、その土地に住む人々のくらしや社会の「役に立つ」ために必要なアプローチです。本展は、グローバルに展開している無印良品が、各地の“ヴァナキュラー(土着)”な文化と出会うことで育まれた、さまざまな物語をみなさんと共有する場です。各地でつくられ、使われている無印良品の製品を通して、各地域の文化やくらし方の多様性について考えるきっかけとなれば幸いです。
【開催期間】6/27(金)~8/31(日)※入場無料、物販有料
【開催時間】11:00~21:00
【会場】ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2(中央区銀座3-3-5 無印良品銀座6階)
【アクセス】 東京メトロ丸ノ内線・銀座線・日比谷線「銀座駅」から徒歩3分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」から徒歩3分
【主催】株式会社良品計画
【写真・映像】尾原深水、株式会社地域と映像
【グラフィックデザイン・イラストレーション】桝田紅葉
【協力】中村寛(アトリエ・アンソロポロジー代表、多摩美術大学教授)
【施工】株式会社角川メディアハウス
【お問い合わせ先】03-3538-1311(ATELIER MUJI GINZA)
https://atelier.muji.com/jp/exhibition/7387/
紅ミュージアム テーマ展示「月経帯を知っていますか?~生理用品前史~」
紅ミュージアム
日本は生理用ナプキンの先進国といえます。しかし、使い捨てのナプキンが製品化され、普及するのは、日本においては1960年代のことです。それまでの長い間、有経女性(月経のある女性)は脱脂綿や布類、漉き返した紙などを折り重ねてナプキンのように当てたり、あるいは膣内に詰めたりして経血の処置を行なっていました。月経帯とは、こうした“当て物”を押さえるための生理用具のことで、サニタリーショーツの前身です。今展では、大正期から戦前の月経帯市場を代表するブランドを紹介します。女性が商品を手に取りやすいようにと配慮された、かつ当時の月経観(血の穢れ=不浄)を払拭するかのようなパッケージデザインにもご注目ください(常設展示室内の一部で行うミニ展示です)。
【開催期間】5/13(火)~7/27(日)※入場無料、休館日は5/13~6/22は日・月曜、6/23~7/27は月・火曜、7/4(金)
【開催時間】10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
【会場】紅ミュージアム(港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1階)
【アクセス】 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」から徒歩12分
【協力】佐野宏明氏
【お問い合わせ先】03-5467-3735(紅ミュージアム)
https://www.isehan-beni.co.jp/cat-museum/theme_20250513/
「NHKハート展」東京展2025~DIVE TO THE HEART!ハートにとびこめ!~
日本橋高島屋本館
障害のある人がつづった詩を紹介してきた展覧会「NHKハート展」は、障害のある人もない人も互いに理解しあい“共に生きる社会”の実現を目指し、1994年に始まりました。詩に込められた思いを感じていただくことで、多様な個性を認め合う社会への一助になることを願い、毎年開催しています。昨年からは、障害のある人に加え、障害のある人とともに歩む方々の詩も紹介しています。
<主なイベント内容>
・障害のある人・ともに歩む人から寄せられた50編の詩:障害のある人に加えて障害のある人とともに歩む人からの詩もご紹介します。日常の中の「あふれる声」を感じてみてください。
・人気俳優・声優らによる詩の朗読をスマートフォンで:NHKの番組などで活躍する方々が、50編の詩を朗読。会場で、お手持ちのスマートフォンでお聴きいただけます。※朗読に参加いただいたみなさん:加隈亜衣(声優)、風間俊介(俳優)、河合優実(俳優)、千葉翔也(声優)、仲野太賀(俳優)
・MY詩集プレゼント:心に響いた詩のカードを選んで、お持ち帰りいただけます。
・NHKの福祉番組を紹介:「NHKハート展」を紹介したハートネットTVを上映するとともに、NHKの福祉番組やコンテンツを紹介します。
【開催期間】7/2(水)~7/7(月)※入場無料
【開催時間】10:30~19:30(最終日は18:00まで)
【会場】日本橋高島屋S.C.本館 8階 催会場(中央区日本橋2-4-1)
【アクセス】 東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線「日本橋駅」直結、JR「東京駅」から徒歩5分
【主催】NHK、NHK厚生文化事業団、全国社会福祉協議会
【後援】内閣府
【お問い合わせ先】03-6804-9295(「NHKハート展」事務局)
https://www.nhk.or.jp/event/heart/
明治大学博物館 企画展「瓦が語る歴史―前場幸治瓦コレクションの名品―」
明治大学 駿河台キャンパス
国内の個人収集瓦コレクションとしては屈指の内容で知られる前場コレクションの代表的な資料を紹介します。稀少な文字瓦の例として知られる「大伴五十戸」銘をもつ神奈川県千代廃寺の瓦(奈良時代)のほか、秀吉が築いた大坂城の金箔瓦など様々な瓦資料から日本の歴史をたどります。服部英龍「西郷隆盛南洲翁兎狩図」(1885)など、瓦以外の資料も展示します。
<主な展示内容>
・日本の瓦の始まり・飛鳥時代の瓦:日本の瓦生産は、国内最古の寺院・飛鳥寺(6世紀)から始まります。前場コレクションでは、奈良県の山田寺、藤原宮の瓦のほか、古代の行政単位「五十戸」が記された神奈川県千代廃寺の文字瓦などがあります。
・国家の一大プロジェクト・国分寺の造営:聖武天皇が発した天平13(741)年の国分寺建立の詔により、全国60カ所にのぼる国分寺の建設が始まりました。前場コレクションには陸奥(岩手県)から大隅(鹿児島県)まで各地の瓦があります。信濃(長野県)、上総(千葉県)、常陸(茨城県)各国分寺の瓦には平城京とよく似た文様をもつものがあり、技術者の派遣など中央政府の関与を示しています。
・天下統一と瓦:安土・桃山時代になると瓦で屋根を飾った近世城郭が登場します。そのはしりとなったのが織田信長の安土城であり、天守をはじめ各建物に大量の瓦が用いられました。豊臣秀吉が築いた大坂城の「金箔瓦」は、文様の面に漆を塗り金箔を重ねた豪華なものです。
・鬼瓦:鬼瓦は屋根の棟の端に設置された装飾用の瓦です。飛鳥時代は蓮華文や鳳凰文でしたが、奈良時代の後半から鬼や獣が表現されるようになり、魔よけの意味合いを持つようになりました。前場コレクションには近世・近代を中心に約200点があり、江戸時代からは鬼以外に家紋・梵字・縁起物や防火を意味する水のモチーフなど様々なバリエーションが生まれました。
【開催期間】5/29(木)~7/16(水)※入場無料、休館日:日曜・祝日
【開催時間】10:00~17:00(土曜は16:00まで、入館は閉館30分前まで)
【会場】明治大学駿河台キャンパス 明治大学博物館 特別展示室(千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階)
【アクセス】JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」から徒歩約5分、 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」から徒歩約8分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩約8分、都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」から徒歩約10分
【主催】明治大学博物館
【共催】明治大学文学部史学地理学科考古学専攻
【お問い合わせ先】03-3296-4448(明治大学博物館)
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2025/qfki0t000003s1oj.html
杉並アニメーションミュージアム企画展「映画 それいけ!アンパンマン」展
杉並アニメーションミュージアム
1989年から現在まで、公開されてきた全35作品の「映画 それいけ!アンパンマン」が杉並アニメーションミュージアムに大集合します!名シーンの場面写真やキャラクター設定などの貴重な制作資料、当時の映画ポスターが勢揃いするのは、この企画展が初めてとなります。「愛と勇気」そして「希望」を伝えるために生み出されてきた作品の数々、「映画 それいけ!アンパンマン」の歴史と、たくさんの“なかまたち”を、ぜひ会場でご覧ください。
【開催期間】4/12(土)~7/21(月・祝)※入場無料、休館は毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し翌平日が休館)
【開催時間】10:00~18:00(入館は17:30まで、最終日は16:00まで)
【会場】 東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム(杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階)
【アクセス】JR・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」からバス5分
【主催】杉並区(杉並アニメーションミュージアム)
【協力】アンパンマン製作委員会
【お問い合わせ先】03-3396-1510( 杉並アニメーションミュージアム事務局)
https://sam.or.jp/kikaku-list/anpanman_movie_exhibition
平和祈念展示資料館 戦後80年 帰還者たちの記憶ミュージアム「関連施設をめぐるパネル展」
平和祈念展示資料館
今年は戦後80年を迎える節目の年です。戦争の記憶を風化させることなく、次の世代へと引き継ぐことに日々取り組んでいる展示施設が日本各地にあります。本展では、「全国関連施設ネットワーク会議」に参加する13施設が集い、それぞれのテーマなどを紹介します。
【開催期間】7/1(火)~7/13(日)※入館無料、休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
【開催時間】9:30~17:30(入館は17:00まで)
【会場】平和祈念展示資料館 帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー(新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階)
【アクセス】都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」から徒歩3分、 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩7分、JR・小田急線・京王線・都営地下鉄大江戸線・都営地下鉄新宿線「新宿駅」から徒歩10分
【主催】帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)
【お問い合わせ先】03-5323-8709(平和祈念展示資料館)
https://www.heiwakinen.go.jp/kikaku/20250527-1400/
明治大学博物館 明大コレクション60「佐賀県桜馬場遺跡の甕棺」
明治大学 駿河台キャンパス
甕棺は、弥生時代の九州北部でさかんに使われたやきものの棺です。王墓の棺にも使われ、遺体を納めるために70㎝を超える大型の専用土器が作られました。九州北部の弥生文化の象徴ともいえる甕棺を、この機会にぜひご覧ください。(※小規模展示となりますので、ほかの展示と併せてご覧ください)
【開催期間】3/26(水)~7/5(土)※入場無料、休館日:日曜・祝日
【開催時間】10:00~17:00(土曜は16:00まで、入館は閉館30分前まで)
【会場】明治大学駿河台キャンパス 明治大学博物館 常設展示室考古部門内(千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階)
【アクセス】JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」から徒歩約5分、 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」から徒歩約8分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩約8分、都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」から徒歩約10分
【お問い合わせ先】03-3296-4448(明治大学博物館)
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2024/qfki0t0000010vt3.html
明治大学博物館 商品部門コラム展「切子―カットガラス キラキラワールド」
明治大学 駿河台キャンパス
「切子」には「四角な物の、かどかどを切り落とした形」という意味がありますが、カットガラス製品の名称として広く認知されています。本展では薩摩切子や江戸切子を中心に、キラキラとしたカットガラスの輝きをご覧ください。
【開催期間】6/3(火)~8/29(金)※入場無料、休館日:日曜・祝日・8/1~8/29の土曜、夏季休業(8/10~8/16)、休日授業実施日(7/21)は開館
【開催時間】10:00~17:00(土曜は16:00まで、入館は閉館30分前まで)
【会場】明治大学駿河台キャンパス 明治大学博物館 常設展示室 商品部門内(千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階)
【アクセス】JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」から徒歩約5分、 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」から徒歩約8分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩約8分、都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」から徒歩約10分
【お問い合わせ先】03-3296-4448(明治大学博物館)
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2025/qfki0t0000036bie.html