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杉並アニメーションミュージアム企画展「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」展

(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

開催期間 2025年7月26日~2025年10月26日

杉並アニメーションミュージアム企画展「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」展

杉並アニメーションミュージアム

映画クレヨンしんちゃんシリーズの最新作で8/8日から公開の『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』の公開を記念した企画展を開催します。シリーズ32作目の同作は、シリーズ初となるインドを舞台に、華麗で熱気あふれるダンスと異国情緒を盛り込んだストーリーが展開されます。本展では、舞台であるインドにフォーカスし、貴重な制作資料を通じて、作品の裏側に迫ります。ここでしか見られないコンテンツもたくさん用意するほか、フォトスポットや体験型展示などを通じて、しんちゃんと仲間たちの活躍を追体験しながら、映画の世界観を楽しんでいただけます。
<主なイベント内容>
・映画最新作紹介コーナー:最新作『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』を観る前に、クレヨンしんちゃんの歴史や、本作の舞台となる“インド”にまつわる情報を紹介し、作品の魅力を予習するコーナーを多数展開します。
・フォトスポット:会場には、『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』に登場するカスカベ防衛隊のみんなと一緒に写真が撮れるフォトスポットを設置。映画の世界に入り込んだような記念撮影を楽しみましょう。
・ダンスコーナー:作品の魅力をより深く味わえるコーナーとして、「歌と踊り」にフォーカスした企画展示も実施。踊りのシーンの絵コンテなどを通じて、表現の裏側を紹介します。ダンスの振り付けを見ながら、しんちゃんと一緒に踊ってみよう!
・制作の舞台裏紹介コーナー:映画制作に際して行われたインドでのロケハンの様子を特別に紹介。実際のロケ地写真と映画本編のシーンを見て、美術設定や背景づくりのこだわりを紐解きます。この企画展ならではの、映画の舞台裏に迫る展示です。
・アニメ制作資料展示:映画の制作過程を示す貴重な資料として、実際に使用された台本や原画、絵コンテの一部も特別公開。作品がどのように形づくられていったのかを、制作の舞台裏から見ることができます。

【開催期間】7/26(土)~10/26(日)※入場無料、休館は毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し翌平日が休館)
【開催時間】10:00~18:00(入館は17:30まで、最終日は16:00まで)
【会場】東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム(杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階)
【アクセス】JR・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」からバス5分
【主催】杉並区(杉並アニメーションミュージアム)
【協力】双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
【お問い合わせ先】03-3396-1510(杉並アニメーションミュージアム事務局)
https://sam.or.jp/kikaku-list/shin-chan_movie_exhibition

Smile Switch Festa 2025 in GINZA ニッポンのおいしさ再発見

(c)SANRIO(c)FUJIYA

開催期間 2025年9月10日~2025年9月29日

Smile Switch Festa 2025 in GINZA ニッポンのおいしさ再発見

銀座三越

2021年1月、銀座三越でスタートした不二家の人気イベント「FUJIYA Smile Switch Festa」も今年で5年目。この秋は、銀座三越 新館7階 催物会場にて開催。企画やお取り扱い商品もぐんと増やしパワーアップしました!イベント名は「Smile Switch Festa 2025 in GINZA ニッポンのおいしさ再発見」。その名の通り、日本のご当地名物やモチーフをデザインした衣装を身にまとった店頭ペコちゃん人形の展示や、和風デザインのペコちゃんグッズの販売など、ニッポンの魅力を再発見できるようなイベントになっています。また、「甘味処ふじや」と題し、洋菓子店の不二家がお届けする和スイーツは、イベント会場でお召し上がりいただけます。さらに、今回は「ペコちゃん×サンリオキャラクターズコラボ ポップアップブース」が初登場! 今回初お披露目となる、サンリオのキャラクターとコラボした、描き下ろしデザインのペコちゃん×サンリオキャラクターズグッズ販売のほか、パネル展示やフォトスポットも用意しました。ポップアップブースは、初登場を記念して、会期中に「2025年サンリオキャラクター大賞」で1位に輝いた「ポムポムプリン」とのグリーティングも実施します!
<イベント内容>
・イベント限定商品の発売
・ペコちゃん×サンリオキャラクターズコラボ ポップアップブース
・「甘味処ふじや」コーナー
・Smile Switch 5thコーナー(過去の人気商品を発売、歴代のキービジュアルを展示、歴代のCMを放映)
・ご当地店頭ペコちゃん人形展示

【開催期間】9/10(水)~9/29(月)※入場無料、物販有料
【開催時間】10:00~20:00(最終日は18:00まで)
【会場】銀座三越 新館7階 催物会場(中央区銀座4-6-16)
【アクセス】東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」から徒歩1分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」から徒歩5分、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」から徒歩2分
【お問い合わせ先】03-3562-1111(銀座三越)
https://www.sanrio.co.jp/news/spots/mx-fujiya-peko-20250903/

松坂屋上野店「秋のうまいもの物産展2025」

(c)Daimaru Matsuzakaya Department Stores

開催期間 2025年9月10日~2025年9月16日

松坂屋上野店「秋のうまいもの物産展2025」

松坂屋上野店

全国から選りすぐりの“うまいもの”全50ブランドが集結する「秋のうまいもの物産展」を開催。6回目となる今回は、昨年も長蛇の列を生んだ「551 HORAI」や「玉出 木村家」をはじめ、北海道から沖縄まで、食欲の秋にふさわしいグルメが勢揃い!さらに注目のイートインには、東京・狛江の行列店「中華そば しば田が出店。ラーメンファンも必見です!松坂屋上野店限定メニュー「背脂煮干しそば」が初登場。また、昨年好評を博した企画「うまいもの全店めぐり」は、新ラインナップも追加して再登場。全国の大丸・松坂屋各店の人気商品が集結します。猛暑、物価高で遠出や旅行が難しい今だからこそ、上野で気軽に全国の美味を旅することのできる7日間です。

【開催期間】9/10(水)~9/16(火)※入場無料、物販有料
【開催時間】10:00~19:00(最終日は17:00まで)
【会場】松坂屋上野店 本館6階 催事場(台東区上野3-29-5)
【アクセス】JR「御徒町駅」から徒歩2分、東京メトロ銀座線「上野広小路駅」直結、東京メトロ日比谷線「仲御徒町駅」から徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」から徒歩1分、京成電鉄「京成上野駅」から徒歩7分
【お問い合わせ先】03-3832-1111(松坂屋上野店)
https://www.matsuzakaya.co.jp/ueno/topics/2025akinoumaimono_gourmet.html

東武百貨店池袋本店「ぐるめぐり 秋の大北海道展2025」

(c)Tobu Department Store

開催期間 2025年9月11日~2025年9月24日

東武百貨店池袋本店「ぐるめぐり 秋の大北海道展2025」

東武百貨店 池袋本店

東武百貨店池袋本店で、9/12から9/25までの14日間「ぐるめぐり 秋の大北海道展」を開催。1週目と2週目で一部店舗の入れ替えを行い、計約90店舗が出店します。北海道産の旬のメロンを使用したスイーツや、マグロやウニ、ホタテなどを贅沢にのせた海鮮弁当、とうもろこしやかぼちゃをたっぷりと詰めたお惣菜やパンなど、バイヤーが厳選した「旬」素材のグルメに注目です。その他、数量限定のお手頃な1620円弁当、東武限定の肉弁当やラーメン、お寿司など北海道のグルメが目白押しです。

【開催期間】9/11(木)~9/24(水)※入場無料、物販有料
【開催時間】10:00~19:00(地下1階3番地コンコースは20:00まで)
【会場】東武百貨店 池袋本店 8階催事場、地下1階3番地コンコース(豊島区西池袋1-1-25)
【アクセス】JR・東武東上線・西武池袋線・ 東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線「池袋駅」直結
【お問い合わせ先】03-5951-6706(東武百貨店池袋本店)
https://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/

開催期間 2025年9月13日~2025年9月15日

ハラカドメキシコフェスタ2025

東急プラザ原宿「ハラカド」

メキシコの独立記念日(9/16)に合わせて開催され、音楽・アート・グルメ・ワークショップなどを通じて、メキシコ文化の魅力を存分にご体感いただける3日間です。
<イベント内容>
・メキシコ料理 at AVOCADO(9/13~15):会場内のMEXICAN GRILL AVOCADOでは、タコスやブリトーなどの本格メキシコ料理をご提供。フェスタ限定メニューも登場予定です。近くでおすすめのレストラン
・マリアッチ演奏(9/13~15):1日2回、メキシコの陽気な音楽で会場を盛り上げます。※14:00~、16:30~の予定
・ラテンDJパフォーマンス(9/13~15):11:00~16:30、ラテンのリズムでフロアを彩ります。
・CORONA SUNSET HOUR(コロナビール協賛・9/13~15):17:00以降は、DJ&アーティストによるライブ演出。夕暮れのハラカドで、ビールと音楽をお楽しみください。
・フェイスペイント(9/13~15):「死者の日」をテーマにしたモチーフでのフェイスペイント体験。※9/13・9/15は11:00~20:00、9/14は15:00~20:00で実施予定
・メキシコ雑貨販売(9/13~15):直輸入の民芸品やアクセサリーを揃えたポップアップショップを開催。
・ドクロ似顔絵(9/14・15):「カラベラ(骸骨)」をモチーフにしたユニークな似顔絵コーナー。
・シルクスクリーン体験(9/13~15):コロナビールを3本ご購入いただいた方は、その場でTシャツやトートバッグのオリジナルプリント体験にご参加いただけます。代々木公園キャンプ用品
・メキシコ観光PRブース(9/13~15):アエロメヒコ航空による、カンクンなど観光地のパンフレットを配布。HISによるメキシコ映像紹介。

【開催期間】9/13(土)~9/15(月・祝)※入場無料、物販有料
【開催時間】11:00~23:00
【会場】東急プラザ原宿「ハラカド」6階 フードホール(渋谷区神宮前6-31-21)
【アクセス】東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)駅」から徒歩1分、JR「原宿駅」から徒歩4分、東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」から徒歩9分
【主催】株式会社AVOCADO(MEXICAN GRILL AVOCADO)
【後援】在日メキシコ大使館、東急プラザ原宿「ハラカド」
【協賛】AB InBev JAPAN合同会社(コロナビール)
【協力】アエロメヒコ航空、HISメキシコ法人
【公式instagram】https://www.instagram.com/avocado_harakado/

アプリコ・アートギャラリー「朝の静けさ」

(c)塚本吉廣「静かなとき」1994年

開催期間 2025年7月29日~2025年9月28日

アプリコ・アートギャラリー「朝の静けさ」

大田区民ホール アプリコ

「朝の風景」を描いた絵画を紹介します。絵の具の数を3原色のみに限定し、その色に白を混ぜていくことで風景に流れる時間を巧みに描く山田尚時の絵画や、朝靄がかかる山の風情を描く塚本吉廣の「静かなとき」など計5点を展示します。

【開催期間】7/29(火)~9/28(日)※入場無料、休館日はアプリコの休館日に準ずる
【開催時間】9:00~22:00
【会場】大田区民ホール・アプリコ(大田区蒲田5-37-3)
【アクセス】JR・東急多摩川線・東急池上線「蒲田駅」から徒歩3分、京浜急行線「京急蒲田駅」から徒歩7分
【お問い合わせ先】03-5744-1600(大田区民ホール・アプリコ)
https://www.ota-bunka.or.jp/event/list/detail?88869

開催期間 2025年9月15日

アサイーフェス2025

渋谷公園通り

アサイーボウルやスムージーを中心に、アサイーの原産国であるブラジル料理を販売するキッチンカーやアサイーの種子を使用したアクセサリーなどの雑貨店が登場します。ステージでは、緑豊かな公園にぴったりのボサノヴァなどのライブやアサイーの産地の音楽「カリンボ」などのDJライブも行われます。産地の写真展示コーナーもあり、まだ知らない人が多いアサイーの世界が楽しめます。

【開催日】9/15(月・祝)※入場無料、物販有料、雨天決行
【開催時間】11:00~19:00
【会場】渋谷区立北谷公園(渋谷区神南1-7-3)
【アクセス】JR・東急東横線・東急田園都市線・京王井の頭線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷駅」から徒歩7分、「原宿駅」から徒歩11分
【主催】アサイーフェス実行委員会
【後援】駐日ブラジル大使館
【お問い合わせ先】03-6272-9081(アサイーフェス実行委員会)

國學院大學博物館 国立アイヌ民族博物館共催特別展「アイヌモシㇼ―アイヌの世界と多様な文化―」

(c)Kokugakuin University

開催期間 2025年6月28日~2025年9月23日

國學院大學博物館 国立アイヌ民族博物館共催特別展「アイヌモシㇼ―アイヌの世界と多様な文化―」

國學院大学 渋谷キャンパス

本展覧会は、国立アイヌ民族博物館(北海道・白老町)の開館5周年を記念し、同館と共同で開催する特別展です。日本列島北部周辺の先住民族であるアイヌ民族は、北海道・樺太・千島列島や、本州一東北地方北部などの広範囲に暮らしてきました。そして、独自の言語であるアイヌ語、ユカラ(英雄叙事詩)などの口承文芸、イヨマンテ(クマの霊送り儀礼)をはじめとする伝統的儀礼、特有の模様を施した工芸作品等に代表される豊かな文化を発展させてきました。本展では、江戸時代以降の地誌や民族資料からアイヌ文化の多様性を概観した上で、「北海道(北加伊道)」の名付け親として知られる松浦武四郎による幕末の「蝦夷地」踏査記録や、和人の横暴を描いたルポルタージュ的作品なども紹介。日本の近代化の過程における同化政策等により困窮して文化の伝承が困難となった事実や、それでも独自のアイデンティティを失うことなく、伝統文化の復興に取り組んでいる現況などについて理解を深め、多文化共生について考えていく機会としたい。
<関連イベント:お申し込みは6/20(金)から>
・アイヌ文化を知る講座(事前申込制・定員あり)
・ミュージアムトーク(予約不要)
・ワークショップ(事前申込制・各回定員あり)
Ⅰムックリ演奏体験
Ⅱアイヌ文様を描いてみよう
Ⅲアイヌ文様の剌しゅう体験
・公演(事前申込制・定員あり):アイヌ伝統芸能―歌と楽器―

【開催期間】6/28(土)~9/23(火・祝)※入場無料、会期中の休館日は毎週月曜日(祝日の月曜日は開館)、8/12(火)~8/21(木)
【開催時間】12:00~18:00(最終入館は17:30まで)
【会場】國學院大學博物館 企画展示室(渋谷区東4-10-28 國學院大學 渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階)
【アクセス】JR・東急東横線・東急田園都市線・京王井の頭線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷駅」から徒歩13分、または渋谷駅東口バスターミナル54番より都営バス(学03系統)「日赤医療センター行き」に乗車、途中の「国学院大学前」で下車すぐ、東京メトロ「表参道駅」から徒歩15分、JR・東京メトロ「恵比寿駅」から徒歩20分
【主催】國學院大學博物館、国立アイヌ民族博物館
【協力】公益財団法人石水博物館、國學院大學北海道短期大学部
【後援】公益社団法人北海道アイヌ協会
【お問い合わせ先】03-5466-0359(國學院大學博物館)
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2025_ainumosiri.html

開催期間 2025年9月3日~2025年9月15日

日本伝統工芸展2025

日本橋三越本店

我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統があります。伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることのないのが本来の姿です。伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではありません。伝統こそ工芸の基礎となるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務であると信しています。昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、若しくは芸術上特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することになりました。その趣旨に沿って、昭和29年以来日本伝統工芸展を開催してきました。このたび、平素の研究の成果をあつめ今展を開き、ひろく人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸の健全な発展に寄与しようとするものです。

【開催期間】9/3(水)~9/15(月)※入場無料、物販有料
【開催時間】10:00~19:00(最終日は17:00まで)
【会場】日本橋三越本店 本館7階 催物会場(中央区日本橋室町1-4-1)
【アクセス】東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」から徒歩1分
【主催】文化庁、東京都教育委員会、NHK、朝日新聞社、(公社)日本工芸会
【お問い合わせ先】03-3828-9789(公益社団法人日本工芸会)
https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/72/

市谷の社 本と活字館企画展「ギャビー・バザン デザインのアトリエ 活版印刷(Gaby Bazin―Le Typographe)」

(c)Ichigaya Letterpress Factory

開催期間 2025年6月28日~2025年10月19日

市谷の社 本と活字館企画展「ギャビー・バザン デザインのアトリエ 活版印刷(Gaby Bazin―Le Typographe)」

市谷の社 本と活字館

扉を開けると並ぶ何台もの古い印刷機、インキと洗い油の匂い。重い引き出しの中には、小さな金属活字がぎっしりと詰まっています。ここはフランスの印刷工房。500年以上続く活版印刷で、本やポスターを印刷しています。出迎えてくれるのは、工房で働く活版印刷職人。「どんなふうに印刷しているかって?それでは、ひとつずつ説明していこう!」。本展では、フランスを拠点に活動するアーティスト、ギャビー・バザンの絵本『Le Typographe』(éditions MeMo)を紹介します。この絵本では、印刷以前の手書きの文化から、グーテンベルクによる活版印刷の発明、そして活字をつくり、組み、印刷するまでの一連のプロセスを、あざやかな色とエスプリあふれるイラストレーションで学ぶことができます。バザンはグラフィックデザインを勉強する中で、とりわけ、自分の手で印刷や製本を行うプロセスに魅了されます。そこで、シンプルな言葉とイラストで印刷のしくみやおもしろさを伝えるため、この絵本の制作をスタートしました。本書は2022年にフランスで刊行されて以降、日本(『デザインのアトリエ 活版印刷』グラフィック社、2023年)のみならず、アメリカ、イギリス、ドイツと、フランス以外でも翻訳されており、多くの人々に印刷の魅力を伝えています。その他にもリトグラフ(石版印刷)の絵本が、そして2025年5月には銅版印刷をテーマにした絵本も出版されたばかりです。展覧会では、絵本のスケッチや下絵を余すことなく展示。こんなにカラフルな絵本ですが、下絵はなんと黒だけ! 色ごとに下絵を描いていくバザンの制作の裏側も紹介します。本展でフランスの活版印刷について触れたあとは、あわせて当館の日本の活版印刷設備もご覧ください。活版印刷は地域や言語でその技術を少しずつ変化させ発展してきました。『Le Typographe』の主人公であるフランスの活版印刷職人も、膨大な仮名や漢字が納められた日本の活字棚を見て、驚いたに違いありません。ほら、見てください。さっそく、活字棚の前に立って、活字を拾い始めましたよ!

【開催期間】6/28(土)~10/19(日)※入場無料、休館日は月・火曜(祝日の場合は開館)
【開催時間】10:00~18:00
【会場】市谷の社 本と活字館(新宿区市谷加賀町1-1-1)
【アクセス】東京メトロ南北線・有楽町線「市ケ谷駅」から徒歩10分、JR・都営地下鉄新宿線「市ケ谷駅」から徒歩15分、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」から徒歩10分
【主催】市谷の杜 本と活字館(大日本印刷)
【協力】éditions MeMo、グラフィック社
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
【展示デザイン】中沢仁美、大重頼士(シービーケー)
【グラフィック】細山田デザイン事務所
【お問い合わせ先】03-6386-0555(市谷の杜 本と活字館)
https://ichigaya-letterpress.jp/gallery/000458.html