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[文京区]

TOKAS Project Vol.8「絡まりのプロトコル」

(c)Tokyo Arts and Space

開催期間 2025年8月23日~2025年9月28日

TOKAS Project Vol.8「絡まりのプロトコル」

開催時間
11:00~19:00(最終入場は18:30まで)
場所
トーキョーアーツアンドスペース本郷
他者や環境との絡まりのなかで生成され変容し続ける私たちの存在

TOKAS Project は、国際的な交流を促進し、多文化的な視点でアートや社会など多様なテーマについて思考するプログラムです。8回目となる本展では、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)とスイス・バーゼルのアトリエ・モンディアルとの交流15周年を記念して、過去にレジデンス・プログラムに参加したアーティストのなかから、知覚や存在の輪郭の揺らぎへの問いと応答をテーマに、モニカ・ステューダー/クリストフ・ヴァン・デン・ベルク、中島りか、レオナルド・ビュルギ・テノリオの3組を紹介します。人間は、自然や動物、機械などといった、人間以外のものと明確に境界を引く存在であるという考えが主流とされていましたが、近年その輪郭の揺らぎが注目されています。私たちのまわりには目に見えない微生物や菌が蠢き、身体のみならず、社会生活に大きな影響を与えています。また、知覚は人工知能やアルゴリズムと連携して未踏の領域を捉え、さらには、死や幻覚というものでさえも、私たちの意識に経験の更新をもたらす媒介となっています。参加アーティストはそれぞれ、デジタル・メディアを通じた意識、人間の手が及ばない自然界に存在する菌やその発酵による生命の循環、死に対する儀礼といった異なるテーマから、私たちの知覚や存在の輪郭がどのように揺れ動くのかを、視覚・聴覚・身体感覚を介して表現しています。それらの作品は、単に人間を超えることを目指すのではなく、人間であり続けることの不確かさと豊かさに目を向けさせます。本展では、「人間であること」がひとつの固定された状態ではなく、周りの環境を含めたより広範な社会と絡まり合いながら、生成され変容し続けるプロセスとして捉え直すことを試みます。

【開催期間】8/23(土)~9/28(日)※入場無料、休館日:月曜日(9/15は開館)、9/16
【開催時間】11:00-19:00(最終入場は18:30まで)
【会場】トーキョーアーツアンドスペース本郷(文京区本郷2-4-16)
【アクセス】JR・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」、JR・都営地下鉄新宿線「水道橋駅」、東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」から徒歩7分
【アーティスト】モニカ・ステューダー/クリストフ・ヴァン・デン・ベルク、中島りか、レオナルド・ビュルギ・テノリオ
【主催】トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
【後援】在日スイス大使館
【お問い合わせ先】03-5689-5331(トーキョーアーツアンドスペース本郷)
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2025/20250823-7444.html