玉川上水を造った「玉川兄弟」にまつわる文献などを紹介

玉川上水の歴史を語るうえで、玉川兄弟の存在は欠かせません。庄右衛門・清右衛門兄弟が私財を投げうって玉川上水を完成させた誰もが知るお話です。しかし、玉川上水は開削当時の記録がほとんど残っていないため、庄右衛門と清右衛門の人物像について詳しいことがわかっていません。「玉川兄弟」という呼称も江戸時代の文献では見られません。現在通説となった玉川兄弟の逸話は、後世になって玉川家の子孫の記録をもとに今に伝わったものと考えられています。ここでは、玉川兄弟について書かれた文献、明治以降のものを中心に集めてご紹介します。
＜主な紹介資料＞明治時代の新聞記事、銅像建立趣意書、玉川兄弟をテーマにした書籍や児童書、写真(玉川兄弟銅像ほか、関連史蹟)、参考資料(他館資料のパネル・個人蔵資料)

【開催期間】6/8(火)～7/4(日)※入場無料、休館日は毎月第４月曜日
【開催時間】9:30～17:00(入館は16:30まで)
【会場】東京都水道歴史館 ３階ライブラリー前(文京区本郷2-7-1)
【アクセス】JR「御茶ノ水駅」「水道橋駅」から徒歩８分、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」から徒歩８分、都営地下鉄三田線「水道橋駅」から徒歩８分
【お問い合わせ先】03-5802-9040(東京都水道歴史館)
https://www.suidorekishi.jp/event.html#kikakuten