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[港区]

開催期間 2023年9月28日~2023年12月28日

フジフイルムスクエア写真歴史博物館企画写真展「生誕90年記念 細江英公作品展『この写真家の熱量を観よ!』」

開催時間
10:00~19:00(最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
場所
東京ミッドタウン ウエスト
細江英公が写真にかけてきた熱量を感じよ!

細江英公氏は戦後日本の写真界の中心的存在として、世界的に高く評価されてきた日本人写真家の一人です。17歳の時に撮影した「ポーディちゃん」が1951年、富士写真フイルム(現・富士フイルム)主催の富士フォトコンテスト・学生の部で最高賞を受賞したことをきっかけに、細江氏は本格的に写真家を目指すこととなり、以来、70年以上の長きにわたり、写真界の第一線で活躍し続けてきました。また、写真家としての作品制作のみならず、教育者としても後進の育成に尽力するなど、日本の写真界を強いリーダーシップで牽引してきました。本展では、写真家・細江英公の1950~70年代の代表的な4つのシリーズから約30点を精選し、貴重なヴィンテージプリントで展示いたします。生へのエネルギーを男女の性によって表現した「おとこと女」(1959-60年)、作家・三島由紀夫をモデルに生と死の耽美的な世界を構築した「薔薇刑」(1961-62年)、舞踏家・土方巽とのコラボレーションで独自の世界を創り上げた「鎌鼬(かまいたち)」(1965-68年)、男女の肉体を高度な造形によって昇華した「抱擁」(1969-70年)。いずれも細江氏にとって重要な制作テーマであった人間の肉体にアプローチした名作であり、写真表現への飽くなき好奇心と探求心、そして底知れない熱量によって創造された傑作の数々は、写真表現の一つの究極のかたちであるといえるでしょう。細江氏は1960年代にアメリカで作品が評価されたことをきっかけに、欧米の写真文化をいち早く日本に紹介したことでも大きな功績を残しました。細江が日本において先駆的に導入した「オリジナルプリント」の概念は今や当たり前のものとなり、日本での写真作品の評価のための礎を築くこととなりました。本展で展観される細江氏自身の「ヴィンテージプリント」(撮影と同時期に制作されたオリジナルプリント)を通じ、写真家・細江英公が写真にかけてきた、ほとばしる熱量をぜひ感じてください。

【開催期間】9/28(木)~12/28(木)※入場無料、会期中無休
【開催時間】10:00~19:00(最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
【会場】FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)写真歴史博物館(港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト1F)
【アクセス】東京メトロ日比谷線「六本木駅」地下通路にて直結、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」8番出口と直結、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」から徒歩5分
【作品点数】30点
【主催】富士フイルム株式会社
【監修】細江英公写真芸術研究所
【協力】東京工芸大学
【後援】港区教育委員会
【企画】フォトクラシック
【フジフイルムスクエア公式Facebook】https://www.facebook.com/FUJIFILMSQUARE
【フジフイルムスクエア公式Twitter】https://twitter.com/fujifilmjp_sq
【お問い合わせ先】03-6271-3350(フジフイルム スクエア)
https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230928_05.html