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[港区]

開催期間 2024年8月6日~2024年9月28日

紅ミュージアム テーマ展示「小林清親と骨皮道人―東化粧美人寿語録と二人の天才―」

開催時間
10:00~17:00
場所
紅ミュージアム
博物館実習生によるテーマ展示

昨年度の博物館実習生によるテーマ展示でも題材にした「東化粧美人寿語録」。昨年度は、本資料に描かれる化粧品を数点ピックアップし、選定資料の解説文とともに現存する実物を列品する展示を行いました。絵すごろくとはサイコロを振り、出た目によってコマを進め、上りの区画に早く入った者を勝ちとする盤上遊戯(ボードゲーム)です。江戸時代に庶民に普及し、かつては家庭でできる娯楽として子どもたちの遊びの定番でした。また、江戸後期、錦絵に代表される木版多色摺の技術が確立すると、絵すごろくも人気絵師らの手によって色鮮やかに描かれ、遊ぶだけでなく絵画的な観賞の対象にもなっていきます。広告としての機能も持つようになり、商品の宣伝などとしても活用されるようになります。明治30年(1897)に制作された東化粧美人寿語録は、小説家の骨皮道人(1861-1913)が考案し、挿画を浮世絵師の小林清親(1847-1915)が描いています。小林清親と骨皮道人は、日清戦争・日露戦争を題材にした、百戦百勝になぞらえて描いた戦争諷刺画の連作「日本万歳 百撰百笑」や「社会幻燈 百撰百笑」(1894年~1904年制作)を発表したコンビとして有名です。今年度は実習生に、2人の作者と本資料の制作背景に迫ってもらいます。

【開催期間】8/6(火)~9/28(土)※入場無料、毎週日・月休館
【開催時間】10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
【会場】紅ミュージアム(港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1階)
【アクセス】東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」から徒歩12分
【お問い合わせ先】03-5467-3735(紅ミュージアム)
https://www.isehanhonten.co.jp/cat-museum/theme_20240806/